滑らかな球体のスライスイヤリングは、ヴェスヴィオ地域およびローマ世界の紀元前1世紀および2世紀に最も一般的に見られるイヤリングのタイプです。

これらは925シルバーに18Kゴールドメッキが施されており、背面は「S」字型のフックで開いています。金のドームがフックとイヤリング本体の溶接部分を隠しています。 デザインはシンプルで、清潔感がありエレガントな外観です。

シルバーとゴールドの組み合わせは洗練されたコントラストを生み出し、贅沢な雰囲気を加えます。これらのイヤリングの細部は快適さとスタイルを保証するために注意深く作られており、古典芸術を思わせるルックでありながら現代のファッションにも完璧に合います。

特徴

• 素材: 925シルバーに18Kゴールドメッキ
• 重さ: 約7.9g
• サイズ: 3.3 x 2.3 cm
• イタリア製

歴史的な興味

ポンペイの発掘調査では、古代の素晴らしい宝飾品の例が発見されました。ポンペイのイヤリングと宝飾品は単なる美の象徴ではなく、文化的および宗教的な意味も持っていました。滑らかな球体はローマの宝飾品で一般的なモチーフであり、宇宙の完全性と調和を表していました。ポンペイの宝飾品はしばしば高位の女性によって身に着けられ、金や銀で作られ、宝石や幾何学的なデザインで飾られており、これらのイヤリングに見られる球体のようなデザインが施されていました。

古代ローマでは、イヤリングは単なる装飾品ではなく、名声や社会的地位を表していました。美的価値に加え、いくつかの宝飾品は魔除けの力を持ち、身に着ける者を不運や邪視から守ると信じられていました。

参考文献:
「輝き。エルコラーノの装飾品の贅沢」、フランチェスコ・シラーノ編集。
「ポンペイの女性の美。化粧品と装飾品」、アントニオ・ダンブロージオ編集。